おすすめ食材-ブロッコリー

ジュニア野菜ソムリエおすすめの食材

品 目 ブロッコリー(アブラナ科/アブラナ属)
品 種 頂花蕾型、側花蕾型、スティック型、新芽(スプラウト)など。
当駅での出荷時期 当駅では11月~5月ごろ
主な栄養成分 緑黄色野菜のエース格で、ビタミンCとカロテンが豊富。
保存方法 収穫後も呼吸作用が盛んな野菜で、つぼみ部分が開こうとして、時間とともに栄養素がどんどん減るため、すぐに食べきった方がよい。
使いきれない場合は小房に分けて軽くゆで、冷凍する。
コメント 原産地:ヨーロッパの地中海沿岸
日本に伝来したのは明治時代だが、当時の日本の食文化になじまず、すぐに黄色く変色してしまうブロッコリーよりカリフラワーの方が好まれた。
ようやく食卓に登場するようになったのは、各家庭へ冷蔵庫が普及した1960年代後半頃。
その後、低温流通の技術が進歩し、日本でもアメリカ産のブロッコリーが出回るようになり、1980年代から需要も一気に伸びて、定番の緑黄色野菜となった。(収穫量第一位は北海道。)
ブロッコリーの小さな緑色の粒は、一つ一つが小さな花のつぼみで、これが集まったものを花蕾と呼び、花蕾と花茎の部分を食用する。
当駅では、頂花蕾型(茎に大きな花蕾をつける主流の型)、側花蕾型(次々とわき芽が生育する型)、スティック型(茎の部分が長く、食味はアスパラガスに似ている)が主に出荷されています。
見分け方(選び方)として、①緑色が濃く、ツヤがあるもの。②花蕾が大きく、こんもりしているもの。
③つぼみが小さく、よくしまっているもの。④茎の切り口が新鮮で、スが入っていないものがよい。
厳寒期に花蕾が紫がかっているものがあるが、栽培中、寒さに当たってアントシアニンが出たもの。
甘みが増しており、ゆでれば緑色になるので問題はない。

ブロッコリーのひき肉あんかけ

材料(2人分)

・ブロッコリー:1/2株
・豚ひき肉:100g
・生姜すりおろし:少々
◇A
・砂糖:小1
・醤油:小2
・酒:小1
・みりん:小1
◇その他
・水溶きかたくり粉:適量

 

調理方法

1.ブロッコリーは小房に分け、お好みの固さにゆでておく。
2.鍋に油をひき、ひき肉とすりおろした生姜を炒める。肉に火が通ったらAを入れ、弱火で煮る。
3.味がなじんできたら、水溶きかたくり粉でとろみをつけ、器に盛ったブロッコリーにかける。
☆アクセントとしてトマトなどを飾ると華やかになります。
〔レシピ提案:高橋〕

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