第二十三回 筑後吉井おひなさまめぐり

筑後吉井(うきは市)は、文化庁より「伝統的建造物保存地区」に県内で第1号の選定を受け、白壁通りが美しい街です。
期間中は、吉井町内の旧家や町在住者が所有する、江戸時代から現代までの「おきあげ」や「箱雛」などを各家々や商店・旧家・公共施設に展示しています。
また、「和ろうそく」づくりなど様々なイベントも企画されていますので、吉井の町並みをのんびりとそぞろ歩きしてみませんか?
第二十三回 筑後吉井おひなさまめぐり 平成27年2月8日(日)~4月3日(金)
2月27日(金)に行ってきました。 無料駐車場も各所にあり、ほとんどの施設は無料でたのしめます。 先ずは、総合案内所の観光会館「土倉」で、リーフレット(地図付き)を!


次に、少し歩きますが(でも5分程)「鏡田屋敷」で゛想い出のおひなさま展”へ。 江戸後期に郡役所の官舎として使われていたそうで、1階が15部屋、2階が5部屋、欄間の組子が武家らしい簡素な建物です。 そこに、市内外から寄贈されたおひなさまが屋敷いっぱいに展示されています(準備に1か月ほどかかったそうです)。 「ばくちの木」という珍しい木を庭園で見ることができます。


「居倉の館」では、ちょうどKBC「ももち浜ストア」の生中継が入っていました。 週末は、きっと沢山の観光客の方がみえそうですね。 ※許可のもと、掲載しております。


白壁通りにある「林家(はやしけ)」では、明治のおきあげ、大正の箱雛、豪華絢爛な昭和の御殿雛が。

 


白壁通りには有名な和菓子店や人気のパン屋さんもあります。


突き当たると、210号線にでます。 丸一屋(中山家蔵)では、日本一大きいおひな様を見ることが出来ます。 1860年ごろ制作された古今雛で、髪飾りにはサンゴやギヤマンが使われている大変豪華なものです。 女雛で高さ100cm、横78cmあります。 ※許可のもと、掲載しております。


金子文夫資料展示館では、うきは市キャラクター「うきピー」や可愛らしい子供の絵で有名な商業デザイナー故「生野省三」さんの作品を期間中見ることができます。 そして〆は、ラーメン?(も販売している)吉井素麺の製麺所「商屋 ながお」に行ってきました。 吉井素麺は、油でなく馬鈴薯でんぷんで手延べそうめんを作るのが特徴です。(珍しい製法なのです!) 右側が福岡・佐賀県版のミシュランガイドでビブグルマンを獲得したうどん屋「井戸」です。(通常は土日の営業) 2月と3月は日曜日のみの営業のようです。


今では、山と筑後川の恵みをうけ、浮羽地方は豊かな穀倉地帯となっていますが、三百年ほど前は土地は肥えているけれど土地が高く水に乏しいので日照りの為作物が実らない土地でした。 そこで、藩主に地元の五人の庄屋が嘆願し成就しなかったときはお仕置きくださいと、土手に五人分のはりつけ台が立てられ、筑後川に堰を築き、水を引き込む大工事がおこなわれたそうです。 情け深い庄屋を殺してなるかと女性や子供まで木や石を昼夜問わず一生懸命運んだそうです。 「五庄屋伝説」として今も語り継がれている先人たちの命をかけ成し遂げた歴史も学べる街歩きでした。

 

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