太秋☆サクッとジューシー新感覚の柿

太秋は富有×ⅡiG-16(次郎×興津15号)を交雑して育成し、1995年に品種登録されました。
汚損果が多い太秋ですが、汚損果の多くは条紋によるものです。
道の駅くるめでは10月から11月上旬まで出回ります。
果皮は黄橙色、一般的に大果で果実重が380g、糖度が17度(甘いものでは22度にもなるそう!!)です。
果肉が梨のようにサクサクしており、独特の甘さと食感に柿をあまり好まない方も思わずハマってしまう逸品です。
渋抜けが早いため、果実の色が青いうちから食べられます。
果頂部を中心に条紋が入っていると甘い証拠といわれます。
ただ、この条紋、若い枝の実にはあらわれにくいのです。
果皮が青い方が太秋ならではのサクサク感がたのしめ、黄橙色ほどサクサクしつつ多汁で糖度が高い太秋が味わえます。

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写真手前の葉は、「松本」で、奥の方が「太秋」の葉です。
葉っぱにフリルが入って、他の柿と味だけでなく毛色が違うのかな?という印象です。ちなみに枝ぶりも柿の木は横に広がる(斜めに枝が伸びる)のですが、太秋は真っ直ぐ伸びたがるそうです。
柿の木は折れやすいから登ってはいけないと子供のころいわれていましたが、太秋は特にパキッと折れやすく、天候によってはすぐ倒れてしまうのだとか。食感と枝ぶりが連動しているみたいで興味深いですね。
柿全般では、果皮の色が(雨)水で汚れやすいのだそうです。
太秋の条紋も水が染み込むと深く濃くなってしまうので(企業秘密で記せませんが)面白い取り組みをされていました。
農薬は、花が咲いてから実るまで柿は他の果物と比較して長いことと、嗜好性の高い食品ですので外見も大切な性質上、必要に応じてまかないといけない側面もあります。ただ、除草剤に関しては、極力草刈機で下草を刈られていました。
(ところどころに南瓜や西瓜の蔓が伸びていて微笑ましい光景でした)
土づくりも(やっぱり企業秘密で記せませんが)こだわられていました。

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先日、収穫作業で忙しい中、圃場を見学させていただく機会を得ました。
新しい品種を育てるとき、色んな決断(特に経営面)が必要なのだなと一端を知ることが出来ました。

皆さん、繁忙期にも関わらず対応してくださり、ありがとうございました。
この場を借りて御礼申し上げます。

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