冬籠祭◎12月8日 大学稲荷神社

一年間の罪穢れを祓い清らかな気持ちでお正月を迎えるためのお祭り「冬籠(ふいご)祭」に参加しました。
冬籠祭
本殿での祭典の後、願い事を込めた(1年分の)神木を忌み火で焚きあげ厄を祓う神事です。
焚きあげの依代は杉の葉です。焚きあげは天下泰平と無病息災を最後に神職の方が願われました。
(稲荷神社の御神木は「杉」で見渡すと杉の木が多い。)
その後、境内にて参列者に餅・ミカン・蜂蜜が配られ、直会(最後に神事に参加したもの一同で共飲共食儀礼)がありました。
参列者の中には、貴方は沢山お参りに来てくれたからとポケットいっぱいにお餅を振舞われる人もいたり、神職の方のやり取りも絶妙で、私も一人なのに2つずついただきました。
何の所縁もないのにお食事まで・・・と躊躇したのですが、神職の方に「祭りは直会まで参加して、参加したことになるのだと」教わり、あとで、ネットで調べて納得しました。
「ハレ」と「ケ」は、文化学や文化人類学の講義があったので、何となく理解?!しているのですが、直会(なおらい)の語源には平常に直る(復る)という説もあるそうです。
毎年12月8日に斎行されます。
どなたでも参加できますので、来年の話になりますがどうぞお出かけください。
大学稲荷は、高良大社の末社であるとともに、「筑前筑後稲荷十社の第一の杜」です。
稲荷神社は全国に3万はあるといわれますが、九州は稲荷信仰が他の地域にくらべ少ないそうで珍しいのだとか。
大学の由来には境内に説明してある他に有馬藩に嫁いだ島津家のお姫様が、しばらくして里心がついたおり、勉学に励み一所懸命頑張りなさいという意味を込め「大学」の名がついたともいわれています。
大学稲荷神社からは、来年の1月16日「粥炊祭」を予定しています。
粥炊祭で炊いた粥で2月「初午祭」で粥占いの祭事がおこなわれます。来年はどんな一年になるでしょうか。
本日は、取材に協力していただきありがとうございました。

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